【新作】フェイクディガー の制作ストーリー「将棋編①」

この章は、どちらかというと番外編的な話が多くなるかもしれない。
直接はあまり関係ないが、書きたかっただけの内容を並べるので、
どうかお許し頂きたいと思う。

『大手町スピン』が事実上の解散をしてから約3年の月日が流れた頃、
私は転職し、再び大手町のプロジェクトに参画する事になった。
『Fakers』の再開を期待していたが、私が復帰してしばらくして、
今度はアーリーがプロジェクトを抜けた。
正確には、トムとも別のプロジェクトだった為、業務上の接点はほとんどなかった。
その後、アーリーは所属していた会社を辞め、独立したという話を風の噂で聞いた。
何となく悔しい気持ちはあったが、その頃の私にはあまり興味のない事だった。

大手町のプロジェクトに戻ってきたはいいが、
絶賛炎上中で、慣れない業務内容や人間関係に疲れ果て、
『Fakers』の事を考える余裕は全くなかった。
それでも時々、何か別の形で『Fakers』を進化、完成させる事は
できないかと妄想する事はあった。
それは「スマホアプリ」としてというよりは、「ゲーム」としてだった。

そんなある日、職場の先輩と飲みに行く事になった。
当時、頻繁に飲みに行く仲で、何回か麻雀を打った事もあった。
私は昔、ゲームセンターにあるネット麻雀にハマっていた時期があったが、
いつからかやらなくなった。
その理由は、ある程度の努力をしたが、思ったより強くなれなかったからである。
この先輩、そんな微妙な雀力の私基準ではあるが、かなり麻雀が強かった。
数打てば、一回くらいは勝てるかもしれないが、総合的には絶対に勝てない相手だった。

話しがだいぶ脱線したが、そんな先輩が将棋を始めたという話題になった。
私が以前、少しだけやっていた「将棋ウォーズ」というアプリを薦めた。
そのアプリには友人対戦ができ、試しに一度対戦してみる事になった。
結果は当然、多少経験のある私の完勝だった。

たった一ヶ月後、その先輩と再戦した。
結果は、まさかの完敗・・・
この敗戦がなければ『FakeDigger』は生まれなかったかもしれない。
とか言ってみたが、ただのこじつけかもしれない。

Source: ゲームマーケット(gamemarket)

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